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コラム

【留学生動向】コロナ禍も増加する中国人留学生と今後の動向の予測

2021.04.27

皆様、いつも本コラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、全世界の渡航や入国が制限され、留学先との往来が難しくなっているなか、海外留学を希望する中国人留学生は依然として増加する傾向にあります。今回のコラムでは、最新のデータを踏まえ、2020年~2021年における中国人留学生の海外(特に日本)留学の最新動向及び今後の中国人留学生の見通しをお伝えいたします。

【コロナ禍も増加する中国人留学生】
全球化智庫(CCG)と西南財経大学発展研究院(中国)が共同で発表した「中国留学発展報告(2020‐2021)」(以下「報告」)によると、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が続き、中国の学生の海外留学にもマイナスの影響が及び、やや遅れが出ているものの、海外留学を希望する中国人留学生は依然として増加したといいます。
また、啓徳教育が発表した「中国留学市場2020年盤点与2021年展望」によると、新型コロナウイルス感染症が留学選択にもたらした影響は、「安心・安全な留学ができるか」という観点からも年齢層によって異なると述べてられています。海外の中等教育(中等学校・高等学校)を志願する人数は前年度より約5割減少したといいます。一方、海外の高等教育機関(大学以上)を希望する中国人留学生は大きな影響を受けず、約7割の留学希望者は期間をずらす対応をしたものの、留学を中止する割合はわずかの4%しかありません。
まとめますと、コロナが蔓延しているなか、中国人留学生の海外留学意欲は相変わらず高く、特に高等教育市場への影響は大きいとは言えません。

【中国人留学生の留学先の変化】
同報告では、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアは以前と変わらず、中国人留学生の重要な留学先と指摘しています。中国の学生に最も人気の留学先は依然として米国ですが、同報告内の統計によると、直近15年、アメリカに留学する中国の学生の数は増加の一途をたどっているものの、その増加ペースは近年、鈍化しつつあると言います。特に、2019年~2020年度、その増加率は0.8%に留まっており、中米対立・アメリカのコロナまん延状況の深刻化などが原因として考えられています。
一方、中国の学生の留学先は、「多元化」(多様化)する傾向にあると指摘しています。そのなか、日本を選ぶ学生の割合がわずかに上昇していると示しています。日本の「高等教育レベルの高さ」や「日本の教育機関の幅広い留学生受入体制」、「留学生の就労支援体制」、「他の留学候補先と比較したときの安い学費」などは中国人留学生が日本を選ぶ理由だと考えられています。日本学生支援機構(JASSO)によりますと、日本で学ぶ外国人学生のうち、中国人留学生の数が最多(約40%)となっているということです。コロナの影響で、外国人留学生の総数は減少していますが、中国人留学生の増減率は-2.1%であり、他国地域と比べると相当低いため、中国からの日本への留学生数は比較的安定しているといえるでしょう。

表:国地域別留学生上位5か国(令和2年度)

出典:日本学生支援機構(2021年3月)

【2021年度の中国人留学生動向】
中国の央視財経網により、2021年度4月時点、海外の高等教育機関への進学を申請している中国人留学生は前年度同期より約50%増加しているといいます。全世界のコロナの収束により、一時停滞する海外留学は急劇に回復することが予想されます。
従来では、中国人の学生の留学先としては、「留学環境」や「留学・就労ビザ」などを重視して選択する傾向がありましたが、現在では新型コロナウイルスを効果的に抑え込んでいる国や地域へと目を向けるようになってきております。そのため、今後の留学生獲得は、各校のWithコロナとしての留学生受入体制の整備だけではなく、各国の新型コロナウイルス感染症の拡大・抑制状況と大きく関連すると考えられます。

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