専門学校におけるWeb広告・ネット広告の基本を徹底解説
皆さん、いつもコラムを購読いただきありがとうございます。
本日のコラムでは、
「専門学校におけるWeb広告・ネット広告とは」と題して、
✓専門学校で活用されるWeb広告・ネット広告の種類
✓専門学校におけるWeb広告・ネット広告の必要性
✓自分の学校に合わせてWeb広告・ネット広告を利用するためのポイント
についてお伝えいたします。
「これからWeb広告を利用することを検討していた方」はもちろん、
「Web広告を利用しているけど、イマイチ分かっていない方」に対しても
おススメの内容となっております。
目次
専門学校で活用されるWeb広告・ネット広告の種類
専門学校でWeb広告・ネット広告を活用する場合、
これら4つの広告の種類や概要について把握しておくとよいです。
1.リスティング広告
・ GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果において上位表示させる広告
・ 「美容師 専門学校」「大阪 看護師 学校」など学校探しをしていると思われる
保護者や高校生にホームページを見つけてもらいやすくすることなどができる
・ どのようなキーワードに対して上位表示させるか、どのような広告表示にさせるかといった広告設定がポイントとなる
2.ディスプレイ広告
・ GoogleやYahoo!などの検索エンジンのトップページや各サイトにおいて学校を宣伝する画像を表示させる広告
・ 学校名や特色を画像の雰囲気とともに認知してもらうことができる
・ どのようなサイトやターゲットに表示させるか、どのような画像を広告に使用するかがポイント
3.YouTube広告
・ YouTubeの動画視聴前・視聴中に学校をアピールする広告動画を表示させる広告
・ 学校名や特色を動画の視覚的にも音声情報としても認知してもらうことができる
・ どのようなターゲットに表示させるか、どのような動画を広告に使用するかがポイント
4. SNS広告
・ InstagramやTwitterなどのSNSに画像や動画を投稿形式にて表示させる広告
・ 学校名や特色を画像・動画を通じて認知してもらうことができる
・ どのSNSに出稿させるかをはじめ、どのようなターゲットに表示させるか、
どのような画像・動画を広告に使用するかがポイント
広告の種類や、各広告の出稿方法については上記のもの以外にもありますが、
各広告の名前と代表的な出稿方法に関するイメージを掴んでいただければと思います。
専門学校におけるWeb広告・ネット広告の必要性
現在の専門学校においてWeb広告・ネット広告は、
必須といっても過言はないような状況です。
また、Web広告・ネット広告をしっかりと活用することが、
他の学校と差をつけ、
学生募集を成功させるためのポイントとも言えます。
Web広告・ネット広告が重要である2つの理由を説明します。
① 業界全体での「認知」のための広報不足
「高校訪問を通じての先生経由での紹介」「ガイダンス」
「合同説明会」「交通広告」「新聞広告」「テレビCM」「DM」など
従来から専門学校業界にて実施していた広報施策については、
例外もありますが基本的に効果が落ちている傾向にあります。
広告として最大限発揮する認知の効果が下がっているため、
以前と同様に認知を確保するためには
「広告量(費用)を増やす」・「より効果の高い広告に切り替える」
のどちらか、または両方が必要になります。
しかし、学生数減少による収入減も伴って、
「効果が落ちている広告のままで、広告費を減らす」
という選択肢をとっているケースもよく伺います。
生活において最も情報をアクセスするのはスマホであり、
消費行動においても大きな影響力を及ぼす令和時代において、
まずは従来の広告費をWeb広告に切り替えていき、
今どきの高校生に合わせた認知の広報を行うことが重要です。
② 業界全体でのデジタル化への遅れ
一般企業と比較したときに学校業界のアナログ具合はかなり顕著であり、
まだまだ手書き文化が残っている学校も目にすることがあります。
それは広報においても同様で、
Web広告・ネット広告についてはここ数年で、
やっと少しずつ浸透してきた印象です。
ただ実態としては、
どうすればよいか分からず業者任せというケースも多いです。
広告運用も行っている私たちからすると、
業種の特性やその学校について深く知らない状況では、
効果的なWeb広告・ネット広告を運用することは難しく、
業者任せで運用した結果、
「費用対効果が合わずにWeb広告をやめた」
という学校の意見も耳にしたことがあります。
・ Web広告をしていない
・ よく分からない状態でWeb広告をしている
という学校が多いため、
適切にWeb広告を運用するとかなり差別化ができるとも言えます。
自分の学校に合わせてWeb広告・ネット広告を利用するためのポイント
自分の学校に合わせてWeb広告・ネット広告を利用するためには、
① 商圏範囲を理解し、戦略的な商圏に対する考え方を整理すること
② 在校生の傾向を把握し、広告媒体選択・出稿内容に反映すること
③ 広告に活かすことができる情報を常に収集すること
の3つのポイントが重要です。
②について具体的に説明させていただきます。
同じ専門学校といっても
美容専門学校を目指す高校生と自動車整備の専門学校を目指す高校生は、
傾向が少し違うことは皆様もイメージがつくのではないでしょうか。
傾向が変われば日常的に使用するSNSの傾向が変わったり、
学校をアピールする画像・動画の好き・嫌いの傾向が変わったりします。
そのため、
実施すべきWeb広告の媒体(種類)や、
広告の出稿する内容についても変える必要があります。
逆に、この傾向が分からずに他校と同様のWeb広告を実施すると、
結果が伴わずコストだけがかかるような状況になりがちですので注意が必要です。
具体的な取り組みとしては、
学生に以下のようなアンケートを取り、
傾向を把握することなどが考えられます。
「どの媒体を使用しているのか」
「どのようなコンテンツに興味があるのか」
「学校を探すとしたらどのような順序で探すか」
「学校を探すときに使用する検索キーワードは何か」
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