専門学校入学者数の推移(理容専門学校編)
2016.08.15
こんにちは。学校経営コンサルタントの林優一郎です。
オリンピックや甲子園、各種スポーツの全国大会も行われる夏休みですが、いかがお過ごしでしょうか。
学校の先生方におかれてはなかなかゆっくり過ごす、というわけにもいかないかもしれませんが
少しはお休みできていますでしょうか。
私はお盆は帰省し、家族と墓参りをしてきました。
さて、本日は理容専門学校についてお話ししたいと思います。
先日訪れた理容室で、理容師さんと話をしている中で驚いたこと。
それは、今、理容師がものすごく少ないという話。
どれくらい少ないかというと、年間の入学者数が全国で1,000人いないんだとか。
結果として、採用活動には非常に苦労しているようです。
出展:文部科学省 学校基本調査
私もかなり驚いたのですが、調べてみると、確かに入学者数が非常に少ないことがわかりました。
確かに18歳以下人口も減少しているのですが、それ以上に、理容師人口が減少しているようですね。
出展:文部科学省 学校基本調査
いわゆる町の床屋さんというのは減っていますが、チェーン店やハイレベルなサービスを提供する理容室等も
出てきている中で、ここまで少ないとは思っていませんでしたが、
ここまで入学者数が少ないとなると、母集団形成も難しいでしょう。
高校卒業生の中で、専門学校に進学する生徒の中で
どれだけ理容専門学校を選択してもらうことができるかということになります。
専門学校は、出口戦略が重要になりますので、
理容室と専門学校とで協力して業界従事者を増やしていくことが必要になりますね。