専門学校が取り組むべき理想的なWeb広告運用の在り方とは!?
皆様、こんにちは。
学校業界の広報・募集支援をしている本田です。
上の図は何を表しているかお分かりになりますでしょうか?
こちらは
経営戦略・広報戦略を踏まえた本来あるべき専門学校のWeb広告運用の在り方を示したイメージ図
です。
Web広告で成果が上がっていない学校に共通する「もったいない」ポイント
前回のコラムでは、Web広告で成果が上がっていない学校に
共通する「もったいない」ポイントを以下の通り3つご紹介しました。
①正しいパートナーを選定できたか
②正しい方法で行えたか
③やりきることができたか
前回は①についての説明がメインでしたので、
今回のコラムでは、②③を中心に、
経営戦略・広報戦略を踏まえた本来あるべき専門学校のWeb広告運用の在り方を示した図
を参考にしながらお話をさせていただければと思います。
Web広告で成果が上がっていない専門学校様の
もったいないポイントとして②③が挙げられますが、
②③の部分で特に専門学校の皆様が課題に感じていらっしゃる部分として、
以下の内容をよくお聞きします。
・Web広告が詳しくないので、そもそも正しい方法がわからず、
どう改善をすれば良いかわからない
・広告代理店などの業者に任せているので、詳しい内容を把握できていない
(正しい方法でやり切れているか判断ができていない)
・完全に自己流でやっており、
担当者がわかる範囲内、動ける範囲内でしか実施できていない
(成果のコミットしきれていない)
たしかに、以前から存在するチラシや看板のようなシンプルな広告とは違い、
現代的なWeb広告にハードルを感じる経営者様、広報担当者様の
お気持ちはとてもよくわかります。
Webがよくわからないと、そもそもどう改善すれば良いかわからず、
日々ご多忙な皆様からするとWeb広告を勉強する時間もないので、
誰でも業者に完全にお任せしたくなるものかと思います。
本来あるべきWeb広告運用
少子化の影響をこれほど受ける前であれば、
そういったかたちでお任せしていても成果が出ていたかもしれません。
しかし、これからの時代は単にWeb広告をやっていれば成果が出る時代ではなく、
②正しいやり方で(成果が出る手法で)
③やりきることができたか
が、成果が出るかどうかの分かれ目となります。
では、②正しいやり方(成果が出る手法)とは何かというと、
「業績向上から逆算したWeb広告運用」
「経営戦略・広報戦略を正確に反映したWeb広告運用」
(広報施策の一部を切り取った部分最適なWeb広告運用ではない)
「”Web広告×現場のリアルな情報”が掛け合わせて、相乗効果を生むWeb広告運用」
だと考えています。
そして、上記をやりきるためには、
「確実に、継続的に実行できる組織・仕組みづくり」をすることが、
Web広告で他校よりも成果を上げるポイントだと思います。
さらに具体的な手法については、
また別のメルマガでお伝えできればと思いますが、
今回はその前段となるお話を以下でお伝えします。
本来、Web広告は他の広報施策と同様、経営の一部であり、広報戦略の一部です。
したがって、Web広告だけ切り取って業者にお任せするのではなく、
経営戦略・広報戦略の大きな絵の中で、一連の広報活動の流れに乗り、
他の広報施策と連動しながら実行すべき施策です。
また、常に生徒や保護者の声を聞きながら、
改善を繰り返していくのがあるべき姿かと思います。
具体的なWeb広告運用の在り方
上記の説明は少し抽象的かと思いますので、
具体例を用いて以下にご説明します。
例えばオープンキャンパスであれば、
学校説明でお話される内容は広報戦略に従って、
学校としてPRしたい内容を説明しているかと思います。
また、説明内容のみならず、オープンキャンパス設計についても、
常に参加者の声を聞き、参加者の反応を踏まえて、
毎年少しずつ改善されている学校様がほとんどではないでしょうか。
来年、さらに良いオープンキャンパスを実施するため、
様々なアイデアを出し合いながら、議論されていることかと思います。
上記はごく当たり前のことだと思われると思いますが、
いざ、Web広告に置き換えてみるといかがでしょうか。
Web広告においても、学校の広報戦略にのっとって、
しっかりとPRしたい内容・文言をWeb広告で打ち出せている必要があります。
また、現場の生徒や保護者の声を丁寧に拾い上げて、
常にWeb広告の設定(キーワード、生徒の募集範囲、競合 など)に
生かすべきかと思います。
オープンキャンパスと同様に、さらに良いWeb広告設定ができないか、
経営者、広報担当者が主体となって様々なアイデアを出し合いながら、
議論がされていますでしょうか。
様々な学校様のご状況をお伺いすると、
現実としてはWeb広告だけ業者にお任せとなり、
一連の広報活動に乗せて施策が展開できていない学校様が多いようです。
上記に少しでも当てはまる方がいらっしゃれば、
ぜひ自校のWeb広告運用状況を見直していただき、
来年度の広報に生かしていただければと思います。
例年、募集活動で成果を上げていらっしゃる学校様を見ると、
2022年12月から2023年2月頃までの間に、
しっかりと今年度の広報施策の振り返りを実施されていらっしゃるように思います。
今年度の広報活動の振り返りが
まだできていないという学校様がいらっしゃいましたら、
ぜひお早めに実施されることをおすすめします。
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