【留学生受入を成功させるポイント大公開!】
新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。
感染拡大が続く状況を鑑み、新型コロナウイルス感染症に関する当社対応としまして、3/2~5/10までの期間、セミナー・研究会をご来場による開催からWEB開催に切り替えさせて頂いております。
また、随時、新型コロナウィルス対策関連セミナーを実施させて頂いております。
皆様の学校経営、新型コロナウイルス感染対策の一助となれば幸いです。
【学校法人様向け 留学生受入のポイント大公開!】
日本における18歳人口は約20年間で32万人減少しており、専門学校への入学者は今後の18歳人口の推移をもとに推計すると約6万3000人が減少すると見込まれています。こうした状況の中で、政府は「留学生30万人計画」を打ち出し、留学生の数は増加し、直近5年間で専修学校に入学した留学生数は約2倍に増加しております。
このような背景から留学生を受け入れている学校法人様・受け入れたいと考えている学校法人様が多くおられるかと思います。ほとんどの方は受入の不安を感じられているではないでしょうか。
今回のコラムでは、留学生を受け入れる際の注意点・ポイントを解説させていただきたいと思います。
まず1つ目としてビザ関連の注意点を説明させていただきます。ビザ関連で注意することは「労働時間の管理」と「出席率の管理」です。
ご存知のように、留学生の1週間の労働時間は28時間以内と入管法により定められております。労働時間の管理は手間もかり、留学生は母国への仕送りや学費の工面のためにオーバーワークする傾向もありますので、簡単なヒアリングや労働時間記入書類の提出など各学校法人様に合わせた対応と取っていただきたいと思います。
また、出席率について専門学校の場合は8割(目安)を下回る、大学の場合は留年を3回すると留学生ビザの更新が不許可になると言われております。また、この基準は更に厳しくなっており、出席率低下・複数回留年をさせないための対応を取っていただきたいと思います。
このように、留学生の受け入れには絶対に守るべきポイントに加えて、卒業後の就職・地域貢献に役立つ+αのポイントがあります。
そのワンランク上のサポートを実施することで、以下のようなメリットが生まれます
・留学生の就職率があがる
・留学生の就職により地域社会への貢献ができる
・留学生の口コミから新規の留学生獲得が見込める
・毎年安定した入学者数を留学生によって確保できる
一例を紹介させていただくと、
・留学生の教育担当の人員を配置する
・アルバイト先は学校で管理し、学校側から紹介を行う
※就職に繋がりやすいアルバイト先だとなおよい
・アルバイト、就職面接の際は服装、マナー、簡単な面接対応等、特に日本人にとって常識的な内容についてフォローを行う
などとなっております。
これらを当たり前に出来ている学校法人様が少ないのも現状です。
また、今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴って入国できない留学生の方がいらっしゃる学校法人様もあるかと思います。その際は、ぜひ以前配信させていただいたコラムと重複しますが「遠隔授業」などを活用して授業を実施していただくのもひとつの案かと考えております。
このように留学生受入には「学生確保」だけでなく、留学生を地域に就職させる「地域貢献」というメリットがありますが、受け入れるまでだけでなく受け入れてからも臨機応変な対応が求められます。
弊社では、4月21日(火)に以下のような学校法人様向けに留学生セミナーを実施致します。
今回はお伝えさせていただいた通り、新型コロナウイルス感染拡大に伴ってWebでの遠隔開催となります。距離が理由で参加できなかった方も是非ご参加ください。ご興味を持って頂いた学校法人様は下記URLよりセミナーのご案内ページをご覧ください。
・地域の子ども人口が減少しており、日本人のみの広報・募集では限界を感じている
・今後自校においても留学生の募集・獲得に力を入れていきたい
・現在少数の留学生の受け入れを行っているが、より本格化していきたい”
・将来的には日本語学校開設や国際学科設立など、様々な可能性を模索していきたい
・地方都市における留学生募集・就職による地域貢献、地域活性化を目指していきたい
・新型コロナ感染拡大の影響で今年度の留学生募集・授業に悩みを抱えている方
☆★☆★留学生セミナー 案内ページはこちら★☆★☆
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/059144