今年度の学生募集の神髄「オンライン広報」のポイント~SNS編~

2020.05.18

LINE、Instagram、Twitter、Youtube、Facebook、Tiktokなど今の高校生は多くのSNSを使いこなしているのは皆様ご存知かと思います。
そしてインターネットというのが発展するにつれ、テレビ・ラジオ・新聞から若者が離れていっていることもご存知かと思います。

ただ、ネット依存・テレビ離れなどの状況がどこまで深刻なもので、それが専門学校・大学の学生募集にどこまで影響を及ぼすものかまでしっかり理解されている学校関係者の方は少ないのではないでしょうか。

総務省の調査によると、
10代のテレビ視聴割合は63.1%、視聴平均時間は71分
10代の新聞閲読割合は2.5%、閲読平均時間は0.3分
となっております。

皆様の認識と大きく違う点としては、約4割の10代がテレビを視聴していないという点かと思います。

また、一方内閣府の調査によると
高校生の99%がインターネットを利用し、平均利用時間は217分
となっております。

「10代」「高校生」と対象が異なりますが、ほとんどの高校生がインターネットを利用しているという事実や、テレビの約3倍もの時間をインターネットに費やしているという事実についてはっきりと理解していただきたいと思います。

この事実から皆様にお伝えしたいことは、このような「ネット世代」「デジタルネイティブ世代」という認識をしていただいた上で広報戦略を立案し、各広報活動に取り組んでいただきたいということです。

前々回のコラムでお伝えさせていただいたネット広告についても、このような新時代の広報戦略には必須の広報活動になってきます。また、既に取り組まれている専門学校・大学も多いとは思いますがInstagram、TwitterなどのSNSを更に有効活用することが今後求められてきます。

それでは、SNSの有効活用はどのようにすればよいのか最新事例をもとにポイントを解説させていただきます。

まず、アカウント設定のNG3項目をお伝えさせていただきます。

NG①プロフィール画像が地味
NG②プロフィール文がない
NG③プロフィールに学校ホームページへのリンクがない

このNG項目に当てはまった場合はすぐ設定しなおしていただきたいです。

次に投稿の内容についてお伝えさせていただきます。
Instagramはインスタグラマーという言葉があるように、キラキラした写真を載せるアプリというイメージを持っている方が多いかと思います。しかし、フォロワー数が多いアカウントが必ずしもキラキラしている写真・動画を載せてるとは限りません。大まかにInstagramでの投稿されている内容を分類すると、

Ⅰ:写真・動画訴求型
綺麗な写真・動画でユーザーを惹きつける投稿
Ⅱ:情報訴求型
ユーザーが知りたい情報をまとめることで惹きつける投稿

情報訴求型の例としては「〇〇の効率のいい勉強の仕方」「絶対に痩せる〇〇ダイエットの方法」「おススメの〇〇ランキング」のようなものです。少しイメージしていただけるでしょうか。

専門学校でのInstagramでの投稿内容についても、主にこの2つの投稿の分類を意識していただけたらよいかと考えております。また、SNSは投稿の質より量が求められるという側面もあります。すごく楽しそうな学校生活の写真が月に1回投稿されるだけのアカウントだとフォローには繋がりません。しっかり更新頻度を意識して取り組んでいっていただけたらと思います。

 

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