出願に繋がりやすいオープンキャンパスと在校生スタッフの関係性

2023.04.25

皆様、こんにちは。
学校業界の広報・募集支援をしている本田です。
新年度が始まり、本格的に広報活動が始まる時期になりました。

最近のオープンキャンパスの課題

この時期になると、毎年オープンキャンパスについて以下のような課題をお伺いします。
「オープンキャンパス参加者の半分以下しか入学していない」
「イマイチ、オープンキャンパスが盛り上がらない」
「オープンキャンパスの中の雰囲気は悪くないが、他校に獲られてしまう」

近年は少子化や競合との競争激化などの影響で、
今までと比較して出願率がなかなか上がらないという学校様もいらっしゃるようです。
本メルマガをご購読いただいている皆様も、
上記のような課題を少しは感じたことがあるのではないでしょうか。

オープンキャンパスの改善が難しい理由

一方で課題を感じ、改善しなければいけないと思っているものの、
どのように改善すれば良いかわからない、という方も多いかと思います。
オープンキャンパスは入学に大きく影響する広報活動の最も重要な取り組みであるものの、
なかなか他校の情報が入ってこず、先進校や競合がどのような取り組みを行っているか
他校を参考にするのが難しいという事情があるのではないでしょうか。
そうなると、前例踏襲になりやすく、過去数年~10年間、
オープンキャンパスの内容や設計を変えていない、ということになりがちです。
上記のような理由から、オープンキャンパスは改善しづらいことが多いです。
とはいえ、出願率を上げるために、オープンキャンパスの見直し、さらなるレベルアップが求められる学校様も多いかと思います。その場合、まずはどこから見直すべきなのでしょうか?効果が出やすく、比較的改善しやすいポイント以下にまとめていきます。

在校生スタッフの協力方法・協力の在り方

オープンキャンパスの中で改善すべきポイントや重要なポイントはたくさんありますが、
その中でも外せないのは「在校生スタッフ」にどのように協力してもらうか、
という部分ではないでしょうか。
ここまで聞くと
「いや、本校は既に在校生スタッフに協力してもらっているので、これ以上何を協力してもらうのか」
というご意見や
「在校生はアルバイトなどで忙しいから十分な協力は難しい」
などの否定的なご意見もあろうかと思います。
たしかに、そういったご意見はとてもよくわかります。
しかし、私のご支援先もそういった課題を感じつつも、
前向きにオープンキャンパスを改善していった結果、以前よりも主体的、かつ在校生が徐々に前向きに協力してくれるようになった学校もございます。
やはり、在校生スタッフが主体的に協力してくれる学校のオープンキャンパスは
クオリティが高く、オープンキャンパス参加者の出願率も
高い傾向にあることが言えるでしょう。
では、そういった取り組みがうまくいった学校はどこが違ったのでしょうか。
ポイントはいくつかあると思いますが、今回は一つポイントをご紹介します。

在校生の力を十分に引き出す環境づくり

それは、「在校生の力を十分に引き出す環境づくり」です。
在校生が協力しやすい、活躍しやすい環境を整えるということでもあると思います。
要は協力してもらう在校生が「事前にどのような情報や打ち合わせがあると当日動きやすいのか」「当日のオープンキャンパスでどのようなBGMがかかっていると参加者だけではなく在校生も気分が上がるのか」「どのようにすれば在校生に主体的な動きをしてもらえるか、提案をしてもらえるか」などを十分に考慮し、在校生もオープンキャンパスを運営する一員として、在校生の意見をしっかり耳を傾けることで、教職員が気づいていなかった視点に気付かされたり、オープンキャンパスのクオリティがさらに上がったりします。

ここまで本コラムをお読みいただき、
・在校生の意見をしっかり聞けていないかもしれない
・在校生にオープンキャンパスの一部(体験授業 等)を手伝ってもらっていただけだった
・在校生が楽しそうにオープンキャンパスのサポートをしてくれていない

など、思い当たるものがありましたら、改めて自校のオープンキャンパスを
見直していただくことをおすすめします。

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