2023年の募集活動の振り返りはもう終わっていますよね? ~募集好調校と不調校の毎年10月の動き方の違い~

2023.10.11

専門学校業界 時流予測レポート2024 ~今後の見通し・業界動向・トレンド~

皆様、こんにちは。
学校法人・学校業界の広報・募集支援をしている本田です。
募集活動の山場を越え、
募集結果が出始めてきた専門学校様も多いことかと存じます。
読者の皆様の専門学校では、今年度の募集成果はいかがでしょうか?

 

募集成果を向上させることができる学校とできない学校の違い

専門学校様によって募集状況は様々かと思いますが、中には
「募集状況が急激に悪化しそう」
「近年、微減傾向が続き、今年もわずかに減少しそう」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

上記のように、募集結果が悪化しそうな専門学校様の中でも、
来年の募集成果を向上させることができる専門学校様と
そうでない専門学校様には大きな違いがあります。

それは、ズバリ
「募集状況が悪化した要因を正しく特定できているかどうか」です。

読者の皆様は、
なぜ今年の募集結果になったのか理由を詳細に説明できますでしょうか?
今年の募集結果がなぜそうなっているのかを、
明確に説明できれば、自ずと来年の対策を立てることができるため、
来年の募集成果が向上する可能性は高まります。

しかし、専門学校業界でよくあるのが、以下のケースです。
・今年、急激に減少したが原因がよくわからない
・最近、減少傾向にあるが、今までと同様の広報活動を毎年続けている
・忙しいので、募集状況の振り返りがちゃんとできていない

皆様の学校は当てはまっていないでしょうか?

 

V字回復した学校が10月に実施した”あること”とは

たしかに、外部環境が大きく変化する昨今、
明確に原因を特定するのは難しいかもしれません。
例えば、コロナ禍による募集活動の制限、
高校生の特徴の変化
(デジタルネイティブ世代が専門学校へ入学する時代へと変化)、
広報活動の多様化(アナログ広報からデジタル広報へ)など、
挙げればきりがなく、正確に原因を究明するのはハードルが高いと思います。
しかし、難しいからといって、現状に向き合わなければ、
来年も同じ結果を招いてしまいます。

実は、私のご支援先で昨年の同じ時期、上記に当てはまるような
危機的な状態だった専門学校様がいらっしゃいました。

その専門学校様は募集状況が低迷している理由を特定できておらず、
困っておられましたが、私と一緒に“あること”をしたことで、
今年急激に募集成果を伸ばされました。
その、“あること”、とは何か?

それは「徹底した現状分析」です。
その専門学校様と様々な分析をしながら、現状を捉えていきましたが、
ここお伝えできる範囲で簡潔に申し上げると、3C分析を行いました。

3Cとは
① Company(自社)
② Customer(顧客・市場)
③ Competitor(競合)

です。

まず、① のCompany(自校)の分析においては、
自校の強みや課題、広報活動の手法、
広報のPR内容、広報の体制などを確認し、
今後さらに伸ばせそうな長所や、改善すべきポイント等を確認しました。
また、② Customer(顧客・市場)では、
入学している学生の特徴、
まわりの18歳人口の推移などを調査、分析しました。
最後に、③ Competitor(競合)では、
近隣の競合校の募集状況やPRポイントなどを確認し、競合環境を捉えました。

上記はあくまで、現状分析の、ほんの一部を簡潔にご説明したに過ぎませんが、
上記を実施することによって、自校の課題がわからず、
霧の中にいるような状況から、一気に視界が明るくなり、
今、どこに課題があり、今後どのような対策をすれば良いかがわかるため、
理事長や校長など、経営者様の気持ちの面でも前向きになります。
私のご支援先では、上記の現状分析を徹底することで、
課題の特定に成功し、そこから改善策を考え、
年明けから実行に徹したことで、V字回復に至りました。

 

現状分析を募集成果に直結させるためのポイント

ぜひ、読者の皆様にも現状分析をしていただければと思いますが、
現状分析にも大きなポイントがあります。
それは、「現状分析をする時期」です。
「2023年の10月、11月、12月の3か月以内」
実施することを強くおすすめします。

理由は明確で、現状分析は1週間や2週間でできるものではないこと、
また、分析したあとの改善策の反映に時間がかかるからです。
広報媒体の刷新による業者との調整や広報内容の変更などを考えると、
遅くとも年内には現状分析が完了していないと間に合いません。

成功している専門学校様は皆さん、
遅くとも10月から現状分析を始めています。
私のご支援先も昨年10月から現状分析を開始し、
今年のV字回復に成功していますので、
ぜひ皆様も早いうちから行動されることをおすすめいたします。

 

入学者増加に繋げる、船井総研の現状分析のサポート

ぜひ自校の幹部の皆様や広報担当者の皆様が中心となって、
調査、分析をしていただければと思いますが、
自分たちだけでは難しい、というお声もよく頂戴いたします。
その場合、船井総合研究所では
調査分析のお手伝いも行っておりますので、
ご関心がある方はこちらのURLからお申し込みください。
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/inquiry-S040.html?siteno=S040

※毎年、この時期に多数の調査分析のご依頼をいただいており、
枠が埋まり次第お断りさせていただく場合がありますので、
ご了承いただけますと幸いです。

 

無料勉強会にご招待

https://www.funaisoken.co.jp/study/041088

また、現状分析の中で「② Customer(顧客・市場)」の部分は
なかなか自校だけでは、捉えにくく、
外部のセミナーや勉強会の機会でないと
情報を得にくいのではないかと思います。

そういった専門学校様のお声にお応えし、
無料の勉強会の機会をご用意いたしました。
ご興味がある方はぜひこちらのURLからお申込みください。
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/form01/inquiry-S040.html?siteno=S040

※既に弊社の無料勉強会に
ご参加されている方はお断りさせていただく場合がございます。
ご了承いただけますと幸いです。

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