Withコロナ時代に求められる新たな専門学校広報のかたちとは

2021.02.10

皆様、いつも本コラムをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回のコラムでは、Withコロナ時代に求められる新たな専門学校広報のかたちについてお伝えさせていただきます。

専門学校の皆様は2021年の入学者数もおおよそ見込みが立ちはじめ、短期大学・大学の皆様は出願受付・入試真っ只中でしょうか。今年の学生募集・入試においても1番インパクトがあったのはやはり新型コロナウイルスの存在かと思います。世界各国ではワクチンが接種開始され、日本でも接種開始に関する報道が日々なされております。また、一部の専門家からはマスクが不要になる日常に戻るまで2~3年かかるのではという発表もありました。

学校関係者の方も早く元に戻ってほしいと感じているかと存じます。しかし、学校広報や学生募集においてコロナ以前の全く同じものに戻ることはないでしょう。いわゆるWithコロナ・Afterコロナ時代における広報手法の確立が必要です。こちらの詳しい内容については、改めて別のコラムにてお伝えさせていただきます。

本コラムでは、特に専門学校の皆様における従来のアナログ(リアル)中心の広報活動および2020年に取り組んでいただいていたオンラインでの広報活動の特徴及びその限界について解説させていただきます。

コロナ以前に主流であったアナログ(リアル)広報活動の特徴としては以下が挙げられます。
・DM、業界系冊子、学校訪問など紙媒体と対面営業が中心
・昭和、平成に主流だった広報スタイル
・出願直前のクロージング等「出願率向上」の部分が強み
このような特徴があるかと思います。

この従来の広報スタイルに対して、
皆様がこのような課題を感じることもあったのではないでしょうか。
・ガイダンスや高校訪問など移動が多く、職員の負担が大きい
・遠隔地の生徒や多忙な保護者に対するアプローチが弱い
・遠隔地の生徒に対して出願意欲を維持、向上させるのが難しい
・災害(地震・豪雪)などの緊急時に弱い
・高校生視点においてオープンキャンパスは1日拘束されるため、気軽に参加しにくい

また、2020年の新型コロナウイルス感染拡大に伴い多くの専門学校様がオンラインでの学生募集に力を入れて頂いたかと存じます。そのオンライン広報の特徴は以下が挙げられます。
・Web広告、SNS、オンラインオープンキャンパス等オンラインが中心
・2020年に浸透した広報スタイル
・「見込み学生の増加」「生徒の温度感の維持・向上」の部分が強み

しかし、昨年1年間オンライン中心で学生募集をされていた学校様の多くでこのような課題を感じたのではないでしょうか。
・オンラインのみで出願まで誘導することが難しい
・専門学校が持つ校舎や先生の雰囲気を感じにくい
・オンラインに苦手意識を持つ職員が多く、オンライン広報が進まない
・実技が重視される専門学校は、オンライン体験授業でリアル同様に魅力を伝えるのが難しい

従来の「アナログ広報」と2020年の「オンライン広報」の特徴やその課題についてお伝えさせていただきましたが、今回皆様にお伝えしたいことはぜひこのタイミングでアナログ広報とオンライン広報の弱点を克服し、それぞれの強みを活かした“ハイブリッド型広報”という新時代の広報モデルにシフトチェンジしていただきたいということです。

ハイブリッド型広報の導入は、
・職員負担の削減
・生徒各個人に応じて個別最適化した出願誘導
・商圏の拡大
・データ活用による効果最大化
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